疑問共有型の保険提案アプローチ法

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今では、『生命保険が欠かせませんね』と言っても、顧客層には『何で？』と言われるかも知れません。フェイクニュースの増加のみならず、昔からの常識の間違いが《暴露》されることが多い現代では、信じるよりも《疑う》方が自然に思えるからでしょうか。

もしそれなら、生命保険の必要性や有用性を《説得》しようとはせず、顧客層と《疑問を共有》する方が、話が弾むはずなのです。そうでなくても、『それって、難しいですよね』とか『確かに、おっしゃる通り疑わしい…』という類の対応は、案外、話題を盛り上げるのではないでしょうか。

しかも、その疑問が、《生命保険》を必要とする方向に向かって行くなら、保険提案に繋ぐ道も作りやすくなります。

それのみならず、《疑問》を具体的に持つと、私たちは、その疑問を解くために、考えたり調べたりしたくなります。そしてその時、考えたり調べたりする内容が、今後の生き方やリスクに近づいて行くなら、生命保険は自然な形で話題にできるはずなのです。
簡単には生命保険に振り向かない顧客層にも、パワフルなアプローチが出来そうです。

その《現実性》を確かめて頂くための《77分間の動画講座》を、ご用意しました。

保険の有用性に疑問を抱く顧客層に対して、果敢に説得を試みるより、その疑問に共感を示しながらも少しずつ先方の《心を溶かす》ような、そんな《北風ではなく太陽のような》話法を身に付けたいと考えている。

こちらの話を聞かない人や理屈っぽい人などは、ありふれた話には、なかなか乗って来ないので、従来は敬遠して来た。しかし、そんな顧客層が増える昨今、敬遠している場合ではないと感じ始めた。ただアプローチのための《備え》をしておきたい。

いざ保険提案が始まってしまえば《トーク力》には自信があるのだが、そこに至るまでの《動機付けトーク》については、努力する程には報われていないように感じている。得意な提案の道筋に、お客様を招き入れるような、そんなパワーを磨きたい。

保険の営業者として顔を出したり、連絡をしたりすると、何を話しても当然《保険の話だ》と思われる。そうであるなら、むしろ《保険の話題》を前面に出しながらも、顧客層が《話題の斬新さ》感じて（保険に）振り向くような話をしたいと考えている。

株式会社エフ･ビー･サイブ研究所　代表取締役　森　克宣
京都大学法学部卒業。大手経営コンサルティング会社のノウハウ研究所責任者を経て、2000年に（株）エフ・ビー・サイブ研究所を設立。現在、保険代理店、保険コンサルタント、士業事務所の経営・営業支援を行う《気付きリードマーケティングの会》を主宰。当【保険営業のKIZUKIサイト】監修。
新日本保険新聞（生保版）では、1997年以降、現在に至るまでコンサルティング営業や提案・クロージング等の企画記事を毎月連載中。
保険業界においては、損保会社の【情報発信型営業】企画支援や、保険営業者向け実地研修及び各種提案ツール等の開発指導実績豊富。
著書『経営者との《良質接点》形成秘伝』発行。